今津郷
- 【English】
- Imazu Gō (Imazu area)
灘五郷の一つの地域で、西宮市今津地区の酒蔵地帯を指す名称である。郷とは村の集合体を意味する。灘で酒造りが盛んになった1770年頃には旧武庫郡に属していた。下灘、上灘に今津を加えて二灘三郷と呼ばれていたが、1828年に上灘が西、中、東組に分裂してからは、下灘、上灘西組、上灘中組、上灘東組、今津を灘五郷と呼ばれる様になった。
当時の灘五郷と現在の灘五郷は地域的には若干異なっている。つまり1828~1885年には灘五郷に入っていた下灘が外れ、現在は西宮が加わっている。
今津郷には日本で最も古いとされる木造の灯台「今津灯台」がある。
現在の今津郷では、大関、扇正宗、金鹿などの銘柄が醸されている。
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