西宮郷
- 【English】
- Nishinomiya Gō (Nishinomiya area)
灘五郷の一つの地域で、西宮市浜脇・用海地区の酒蔵地帯を指す名称である。郷とは村の集合体を意味する。灘で酒造りが盛んになった1770年頃は今津郷と同じく、旧武庫郡に属していた。
1828年には下灘、上灘西組、上灘中組、上灘東組、今津郷が灘五郷と呼ばれており、西宮郷は含まれていなかったが、1886年に下灘が外れ、西宮郷が加わり、現在の灘五郷が確立された。
灘地方の酒造の歴史は、1624年西宮における醸造が最初とされているものの、伝承的にはもっと古いとされている。
昔の灘の酒造蔵は、この宮水地帯から牛車や船を使って各蔵まで水を運び、清酒の醸造に使用した。
現在の西宮郷では、白鹿・白鷹・日本盛・喜一・金鷹・灘一・寶娘・島美人・徳若などの銘柄が醸されている。
各社リンク先
白鹿:http://www.hakushika.co.jp/
日本盛: http://www.nihonsakari.co.jp/