きょうかい11号酵母

【English】
Association Yeast No. 11 (Kyōkai No. 11)

1975年頃原昌道らによりきょうかい7号酵母から分離されたアルコール耐性の強い酵母で、1978年頃より醸造協会から頒布されている。一般的な性質はきょうかい7号と変わらないが、の末期におけるアルコール添加後の酵母の死滅率は低い。できた酒は一般にアミノ酸度が少なく、酸の生成はやや多く、色が薄く、貯蔵中に着色が少ない特徴を持つ。また、キラー耐性を有するため、野生キラー酵母に汚染される危険が少ないという優れた特性を持つ。