トップ > 酒質審査レポート
2024年4月3日、灘五郷酒造組合にて、2024年度「灘の生一本」の認定審査会が開催されました。本年度の「灘の生一本」プロジェクトは、8社での取り組みとなっています。各社が醸造した個性豊かな「灘の生一本」を酒質審査委員会で審査し、味わいや香りの表現を認定します。
また、生一本以外に特定名称酒1点の審査を行いました。こちらも審査で認められれば、推奨マークを表示できます。
以下に本年の審査までの流れをご報告いたします。
2024年3月26日 審査書類の提出
8社が「2024年度 灘の生一本」に参加表明し、申請書が提出されました。
兵庫県産米を100%使用した純米酒(生一本)であることが応募資格です。
各社それぞれ特長をもった「生一本」が申請されました。
2024年4月3日 認定審査会
評価シートの作成
各社が申請した表現内容に基づき、認定審査に用いる評価シートを作成しました。
13:00〜認定審査会(きき酒)を開始
灘酒研究会から選ばれた経験豊富な審査員18名で、8社のサンプルを評価シートに基づき、味や香りの審査(きき酒)を実施。審査は、申請のあった酒質表現項目が実際のお酒に認められるかを評価しました。また、申請のあった表現以外の特長、品質評価、総合評価を実施しました。
14:00 〜 審査結果報告
審査結果を集計し、結果を報告しました。認定審査会の結果を踏まえ、各社で特長表現文章を作成して申請しました。
2024年4月15日 認定会議
申請された特長表現文章が先日の認定審査の結果に則り適切であるかどうか確認し、酒質審査委員会として認定しました。
- 認定されたお酒は、酒質審査委員会の推奨マークを表示できます。